何処かで見たやつ

伊藤 加藤 佐藤
九十九
伊藤(ジュカイン♂)、加藤(バクーダ♂)、佐藤(サメハダー♀)、九十九(ムクホーク♀)
九十九は設定画描き直しtってだけなんですが。他3人は設定に追加してきましたー。ASっ子!
ASは、藤原(★メタグロス)とその愉快な従者達。伊藤は藤原様信者の護衛、加藤は鍛冶屋兼鋼専門医、佐藤は忍。
一応、藤原の藤の字を貰って名乗ってるってだけで、全員本名は別にあります。それぞれ信助、紅錬、澪切。

OR全員揃ってないのに、もうASかよ!と言われそうですが、うっかりメインロムをASにしかねない程度にはバクーダとサメハダーが可愛いです。サメハダーの攻撃時の鰭ぴるぴるさせる動きが可愛過ぎる。
バシャーモいないのはなんだか不思議な感じですが、バクーダも可愛いので割と楽しいです。やっぱり炎っていいな!


追記に文章。
くろがみさんのホプキンスさん(★メタグロス)をお借りしています。ホプロディテ!ホプロディテ!!!
ついったーで出たアフロディテ(★ミカルゲ♀)とのネタをざっと一つに纏めた感じなので、「この台詞見覚えある!」とかそういうの多いと思いますが……新鮮味無いやもしれないですが……(>_<)
保存転載等はくろがみさんのみご自由にどうぞ。書かせて頂き有難う御座いました!




「音楽は感覚の数学であり、数学は理性の音楽である」

「もし数が美しくないのなら、美しいものなど何も無い」

このように、歴史上の偉人達は数字こそ至上最も美しいものであると褒め称えた。無論、私も同じ意見だ。
この世の中は、全て数字の上に成り立っている。一足す一が必ず二になるように、数字という名の秩序は他の全てを構築し、支配するのだ。決して何物にも侵されることの無い、最強の砦。
数式で表せないものなど存在しない。そして、私に解けない数式など無い。故に、私が計算を、道を誤る事など無い。


******


日常というものは、大概にして退屈の連続である。
待っているだけでは、何の刺激も発見も無いのだ。それに何より、用意された答えを享受するだけなど何も面白くは無い。自らが踏み出し、真実を求める必要がある。
というわけで、私は今とある『実験』をしている。死者がゴーストとなるのであれば、能力の高い者が死ねばそれ相応の能力を持ったゴーストになるのか?それを確かめるための実験だ。老若男女、相手は問わない。比較対象は多ければ多い程、正確なデータが手に入るからだ。
ひとり。またひとり。『実験』を進めていくが、どうにも失敗ばかりだ。いくらデータ収集の必要があるとはいえ、こうも失敗続きだと流石に気も滅入ってくる。やはり、凡人ではゴーストとなってからも大した能力は発揮されないらしい。
「どうしたものか……やはり、特殊な能力がある者の方がいいのかもしれんな。何かこう、一芸に秀でているような……」
少し考えて、思い付く。
幸いにもこの街はとても大きく、人に溢れている。頭脳派、肉体派、はたまた芸術派まで。何かしらの能力に特化した者が数多く存在するではないか!
「どれ。まずは手近なところから試してみるか」
ぐしゃりと『失敗作』を踏み付け、歩を進める。視線の先にそびえるのは、大きく煌びやかな劇場だ。
「役者、か。人々を惹き付ける魅力、カリスマ性を持つ者。……まぁ、悪くはない」
今度の実験は、果たして上手くいくだろうか?溢れ出す好奇心に、唇の端をつり上げた。


「……駄目だな、凡人ばかりだ」
客席で小さく頭を振り、ホプキンスは呟いた。
「一芸に秀でたものを実験体とする」。その試みを実行に移すべく、ここ数日ホプキンスは『実験』の下見を兼ねて劇場に通っていた。しかし、結論から言えばどの役者も凡人の域を出ない者ばかりだ。一流と言われる者も多く出演しているが、皆どこかに欠点を抱えている。整っているのは容姿だけで、まるで美しくない。
「役者は数字、作品は数式だ。数式を構成する数字が間違っていては、根本から崩れてしまうだろうに」
間違いだらけの数式は、ホプキンスを苛立たせる。もうこの劇場で演じている役者はあらかた確認した、これ以上の下見は不要だろう。大して期待もできないが、予定通り『実験』は行うつもりでいる。決行は、今夜。
さて、まずはどの役者にしよう?
値踏みするように、ホプキンスは舞台上の役者達を見回した。団栗の背比べというか、どいつもこいつもパッとしない。とりあえず、主演の役者にしておこうか?
選ぶのが面倒になり、ホプキンスは舞台中央へと視線をやる。派手な衣装を纏い、顔を化粧で塗り固めた女優は、ホプキンスに言わせれば下品極まりない。
「……あれのゴーストを作るのか」
いくら実験の為とはいえ、正直気が進まない。それなら、その傍らに立つ女優の方がよっぽどマシだ。
主演女優の傍らに立つ女優は、ミカルゲだろうか?まるで引き立て役の様に地味な装いをしている。しかし、その立ち居振る舞いは洗練されており、気品すら感じられた。
「あの女優だけだな、美しいのは」
間違いだらけの数式の中、ただ一つだけ輝く姿。……これは、多少は期待できるだろうか?


******


とりあえず、目についた者から実験体にしよう。
そう決めたホプキンスは、劇場から出てきた女優の後を追い宵闇の街を行く。
職業柄、人目の多い所は避けてしまうのだろうか?ホプキンスにとって都合の良い事に、女優は自ら人通りの少ない道へと進んでいく。一つ目の角を曲がり、細い路地へと入り、ここまで来れば誰の邪魔も入らない。
確実に『実験』を成し遂げる自信があるのだろう。ホプキンスは気配を隠すのを止め、女優との距離を詰めていった。ホプキンスの靴が石畳を蹴る音に、女優はピタリと立ち止まる。
「誰……?」
女優はそう問い掛けるが、もう遅い。狙いは既に定められた。
振り下ろされるホプキンスの魔手。振り返る女優。
視線が重なった一瞬、ホプキンスはまるで時が止まったかのようにその場に静止した。


「お前は……先程の舞台で見た顔だな」
役者達の顔は全て記憶しているが、心に留める程の者はいなかった。ただ一人を除いて。
振り返った女優は、最後に下見として観た舞台に出演していた者だった。間違いだらけの不完全な中で、たった一人だけ洗練された美しさを持った者。間近で見ると、その美しさはまるでこの世のものではないかのようだ。深い闇が迫る中、ぼんやりと浮かぶ姿には神聖さすら感じられる。
「……」
これは、殺してしまうのは勿体無いな。
そう思い、ホプキンスは静かに腕を下ろした。女優はその身に降りかからんとする脅威が去ったと知ってか知らずか、大きな目をぱちぱちと瞬かせている。
「……ねぇ、お嬢ちゃん」
女優が口を開いた。その声は澄み切っており、視線はまっすぐにホプキンスへと向けられる。
「何だ?」
警戒しているのだろうか?まぁ、それはそうだろう。もし悲鳴を上げ、抵抗されたら……その時はその時だ。
次の展開を予測しつつホプキンスが問い返すと、女優は小さく首を傾げて言う。
「こんな時間に、女の子が独り歩きしちゃ駄目よ?危険だわ」
……危険、だと?この私に向かって、危険だと言うのか?この女は。
予想していなかった言葉だ。ホプキンスは少々面食らった様子で女優を見るが、どうやら本気で言っているようだ。
「……お前のような女が、一人で夜道を歩く方が危険だと思うがな」
淡々と返すと、女優はにこりと笑顔を浮かべて言う。
「あら、大丈夫よ。私はもう大人ですもの、自分の身くらい守れるわ。でも、お嬢ちゃんは何かあったら大変よ?切り裂きジャック、だったかしら。最近は危ない人もいるから……ね?一緒に行きましょう、表通りまで送るわ」
「……」
とんだ勘違いをされているようだが、少しだけこの女に興味が湧いたのも事実だ。ホプキンスは頷き、女優に一歩近付いた。
少しだけ、この女と話がしてみたい。


「ええと、お名前は?今いくつ?」
「ホプキンス。歳は……お前が思っているよりは、ずっと上だ。それと、こう見えても私は『お嬢ちゃん』ではない」
「あらまぁ、そうなの?それじゃあ、さっきは失礼な事を言っちゃったわね。御免なさい」
ぺこりと頭を下げる女優を、ホプキンスは片手で制する。何、女に頭を下げさせるほど器が小さいつもりはない。
「気にするな。で、お前の名は?」
「私?私はね、アフロディテっていうの」
「アフロディテ……か」
女優――アフロディテの言葉に、ホプキンスはふむ、と頷く。
「愛・美・性を司る女神の名だな。成程、お前のような美しい者にはぴったりだ」
「いやだわ、そんなに褒めちゃって」
アフロディテは照れた様に笑うが、ホプキンスは眉ひとつ動かさずに言う。
「事実だろう?あのゴテゴテと飾り立てた女優なんぞよりも、数倍……いや、比べるのも馬鹿らしいな。お前の方が美しい」
「そう?……あら、もしかして。今日の舞台を観に来てくれてたの?」
「ああ」
「本当!?嬉しいわ」
別に隠すことでもあるまい。ホプキンスは素直に頷く。
「舞台そのものはともかく……お前は美しかった。数式を構成する数字などでは収まらない、まるでお前自身が一つの完成された数式のようだ」
「……数式?」
アフロディテは小さく首を傾げるが、すぐに何か思いついたように手を叩く。
「ホプキンスさん、数学が好きなの?もしかして、学者さんとかかしら?」
「ああ。一応、数学者というやつだ」
「やっぱり!学者さんって、研究とか実験とか、毎日大変なんでしょう?」
「そうだな、私も色々と『実験』はしている」
「そうなの。凄いのねぇ!」
にこにこととめどなく溢れるアフロディテの笑顔に、ホプキンスは段々と毒気を抜かれていく気分だ。
理由は分からないが、この女には実験体として利用しようという気が起こらない。この他人を惹き付けるオーラは、間違いなく凡人とは一線を画している。まさにホプキンスが求めていた「特別な能力を持つ者」に違いないのだが……
「ふふ、学者さんのお友達なんて初めてできたわ」
「そうか」
「ええ!嬉しいわ、ねぇ、色々とお話聞かせてくれないかしら?」
何、実験体ならば他にいくらでもいるだろう。元々ゴーストタイプの者が死んだらどうなるのか、興味が無いではないが……別に今確かめずとも良い。
ひとまず、アフロディテは実験体候補から外す。そう決めると、ホプキンスは改めてアフロディテに向き直った。


******


一時の交流かと思いきや、縁とは不思議と続くものである。
『実験』の傍ら、ホプキンスは気まぐれに劇場へと足を運び、それに気付いたアフロディテも笑顔で迎え入れる。そんな日々が続き、いつしか『実験』もひとまずの終了を迎えた頃。
友人としての付き合いも長くなってきた頃に、ホプキンスはある事に気が付いた。


「アフロディテ……お前、最近何か変わったことは無いか?」
「え?えーと……何も無いわねぇ」
ホプキンスの問い掛けに、アフロディテはのんびりとした声で答える。
季節は幾度も巡り、二人の出会いから十数年は経っただろうか。今、アフロディテは四十に手が届きそうな年齢である。女優としての深みは増したが、その美貌にはそろそろ陰りが出始める頃……の、筈だ。
しかし、ホプキンスが見た限りではアフロディテの容姿は二十代の頃と変わらぬまま。まるで時が止まっているかのようだ。
「アフロディテの家系は、長寿なのか?それとも、青年期が長いか」
「いいえ?そんな事はないわよ。普通の家系ね」
「では、何か特殊な美容法でも」
「何もしてないわ」
「……何もせずに、その姿か?お前の体、まるで年を取っていないように見えるぞ」
一度死んだゴーストであれば、生前の姿のまま成長が止まっていてもおかしくはない。しかし、アフロディテはゴーストタイプといえど死者ではないのだ。年相応に体も衰えていく筈である。
「年……年、ねぇ」
うーん、とアフロディテは首を傾げる。本当に心当たりは無さそうだ。
「確かに、三十五を過ぎた辺りで少しおかしいかな?とは思ったけど……あまり気にしてなかったわ」
「アフロディテ、普通は気にするものだと思うぞ」
「そう?でも、貴方だって全然変わらないわよ。今日もとっても可愛いわ」
「可愛いは褒められている気がせんな。……しかし、私は『そういうもの』だ」
でも、お前は違う。
一度刺激された好奇心は、そう簡単には治まらない。ホプキンスはアフロディテの体をじっと観察する。その体は、頭の先から足の先まで、初めて出会った時と寸分の違いもない。
「私は医者ではないからな、正確な診断とはいかないが……特に病を患っているわけでもないな?」
「ええ。この通り、元気よ」
本人に原因が無いということは、何かしらの外的要因であることは間違いない。それが果たして何なのか、探ってみるのも悪くなさそうだ。
「何か食べたか、飲んだか?」
「いいえ」
「では、何かしらの道具を手に入れたとか」
「何も?」
「ふむ。では、もっと直接的に、誰かに何かされてはいないか?」
「誰かに……」
ここで、アフロディテの言葉が詰まった。何かを思い出そうとするが、思い出せない。
「……何かあったな?何をされた」
ホプキンスが問い詰めるが、アフロディテは静かに首を振る。
「わからない、わ。何だか、その事について考えるとぼんやりしちゃって……思い出せないの」
「そうか」
思い出せないというが、おそらく原因はそれだろう。アフロディテは誰かに出会い、何かをされている。
「女神に枷をはめるとは、とんだ無礼者がいたものだ。どうする?その原因、私が探ってもいいぞ。なんなら、見付けて取り除いてやる」
ホプキンスが言うと、アフロディテは少しだけ嬉しそうに、しかしはっきりと首を横に振った。
「そんな、いいわよ。気にしてくれるのは嬉しいけど……特に困ってはいないもの」
「お前は、歳を取らないことに違和感は無いのか?」
「そうねぇ……吃驚はするけど、舞台に立てる時間が増えるって思えば悪くもないんじゃないかしら?」
「何だそれは」
ころころと笑うアフロディテに、ホプキンスは脱力する。本当に緊張感の無い女だ!
時間の止まってしまった体は気になるが、本人がいいと言うのであれば無理強いするつもりも無い。ホプキンスは軽く頭を振り、アフロディテに言う。
「それで良いなら構わんが……もしもその事で困ったら、何時でも私に言うんだぞ」
「え?」
「その体の謎、私が解いてやる。必ず元に戻してやろう」
ホプキンスの言葉に、アフロディテは驚いた顔をするが、すぐに小さく頷く。
「そうね。それじゃあ、ホプキンスさんがこの世の全てを調べ尽くして、暇で暇で仕方無いって時にお願いしようかしら?」
「随分と気の長い話だな。それとも、私が信用できないか?」
「まさか!そんなわけないじゃない」
アフロディテは両腕を伸ばし、ぎゅっとホプキンスを抱き締めた。ゆらゆらと体を揺らし、子どもをあやすように言う。
「こんなに優しくて可愛くて格好良い人なんて、そうそういないわ。ホプキンスさんは私の一番のお友達だもの、信じてるに決まってるでしょう?」
「だから、可愛いは褒められている気がせんと言ったろう」
呆れた声を出すが、ホプキンスは抵抗することなくアフロディテの腕に包まれている。多少複雑ではあるが、こうして抱き締められるのは決して悪い気はしない。
「もしも困った時は、絶対にホプキンスさんに言うから。約束よ」
「その言葉、忘れるなよ」
「勿論。頼りにしてるわ」
一際美しい笑顔を浮かべ、アフロディテはホプキンスから身を離す。解放されたホプキンスは、わざとらしく肩を竦めた。
「まったく、本当にお前は私が好きだな」
冗談めかしていうと、アフロディテもくすくすと笑う。
「ええ。私、ホプキンスさんのこと大好きよ」
機械にまで等しく愛を注ぐとは、流石は女神の名を冠するだけのことはある。
ホプキンスはふっと笑みを浮かべ、アフロディテを見た。やはりこの女、どこまでも欠点が無い。完成された数式のようだ。
「こんなにまで好かれて、光栄だよ。なぁ、女神様?」


数式で表せないものなど存在しない。そして、私に解けない数式など無い。故に、私が計算を、道を誤る事など無い。
だが、一つ予測できなかった計算ミスがあったとするならば。それは、お前と出会ったことだけだ。
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橋谷あも

Author:橋谷あも
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